285、改善例「80代女性」左腕が上がりにくい改善

 

左腕が上がらない 特に横から上げると真横くらいで痛い

それと両手の親指が痛いということで来られました

 

左腕が上がらないのは左側頭骨の固さと左骨盤前傾が原因でした

両手の親指が痛いのは首と大・小菱形筋が固いのと内転筋群の固さも影響していました

 

それらをほぐして調整することで左腕は上がるようになり親指の痛みも軽減しました

腕は上がるようになったのですが突っ張りが少し残りました

これは「2か月ぶりやからしょうがない」と自覚されていた通り一度では取れないくらいにこっていました

 

 

約2週間後

「前回ほぐれ切れなかったから」ということで早めに来てくださいました

前回からの期間が短いのとこの時は90分コースを選んでくれたこともあり、かなりほぐれて終了後は左腕の突っぱりもなくなりスムーズに動くようになりました

 

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以前「マッサージを受けると慣れてしまって受ける時間をドンドン長くしないと効かなくなる」ということを話を聞いたことがあります

これに関して私は「強すぎる刺激」が原因だと考えています

 

強い刺激を受け続けるとそれに慣れてしまってより強い刺激を求めるようになります

結果「より強い刺激」や「より長い時間」が必要になっていきます

 

 

それともう一つの原因は、自分で努力せずに整体だけに頼っている方も時間が長くなっていくように感じます

 

 

ご自身で何もできないくらい痛かったりしんどい時は整体に頼って頂きたいのですがその時期を過ぎたらご自身での努力が必要になります

それをせずに整体だけに頼っているといずれ整体が効きにくくなっていきます

なので時間がより必要になっていきます

 

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今回の80代女性はたまに「歩きすぎた」と言って足に痛みを訴える時がありますがその時は足がカチカチに固くなっています

健康のために歩いたのに逆に痛みが出てしまう方が他にもいらっしゃるのですがその人たちは筋肉が固くなりやすいのだと思います

 

そこで筋肉が固くなりやすい原因と対策をまとめました

 

  原因  →  対策

1、呼吸が浅い → ちょくちょく深呼吸する

2、悩み・考え事が多い → ストレスを発散させる ストレスを受けないような考え方を身に付ける

3、強い刺激を受け続ける → 強い刺激は受けない

4、同じ姿勢が長時間続く → ちょくちょく動く 運動習慣を取り入れる

5、糖質を摂り過ぎる → 甘い物は控える

6、過度な筋肉疲労 → 毎日の終わりに使っていない筋肉を使うような体操をする

7、水分不足 → ちょくちょく水分補給する

8、TCH(噛み締め)がある → 歯と歯を離す

 

ウォーミングアップやクールダウンをせずに急に体を動かすと不調が出やすいです

上記8つのどれかが当てはまると余計に痛みが出やすくなります

 

血行促進のためには運動をする必要がありますが、人によって適量(時間と内容)は様々です

ですので普段から上記の8つに気をつけてウォーミングアップやクールダウンをしっかりしてから適度な運動を行うのがいいかと思います

 

健康に良い習慣を!