279、ストレス解消訓練法

~「気づき」が生まれる生活になっていく~

 

 

人は誰かに使われていると思った時、受け身になりストレスが生まれやすくなります。

ストレスが長期間続くと体に様々な悪影響が出るので、ストレスを軽減する方法を知っておくことは健康管理に役立ちます。

 

肉体同様、精神も訓練次第で強くなれます。

ということで今回はストレスを解消するための訓練法をまとめました。

 

 

まずは全体の把握です。

「今、自分がどの段階にいるのか?」を知るだけでも一歩前進すると考えています。

 

 

【全体の流れ】

体や心が痛い、しんどい、辛い(ある程度を過ぎると自力だけでは対処できない)

習慣を見直して欲しい知らせだと自覚する

 

整体でほぐす(環境の中に他力を取り入れる)

心と体は一体で、体をほぐせば心も軽くなる

 

断捨離、整理・整頓自力のスタート地点)

風水でも座禅でも瞑想でも、一番初めに場を整えます

 

ストレス解消訓練法(ステップ①、②を繰り返しながら③を目指す)

今回の記事はここを書いています

 

食事や運動習慣の見直し

悪循環から好循環に

 

自律した気づきのある生活(いい習慣の定着)

自力7、他力3くらいがちょうどいい

 

 

この中のどこかで、依存しているものがあれば(2~3か月間と)期限を決めてやめる。

依存している=他者に主導権を握られている=ストレスから逃げるだけ。

続けたいことは無理してやめる必要はありません。

「好きだから続ける」のか、「前からしてるから何となく続ける」のとでは大きく違います。

 

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前提

 ・自分のことは諦めない。

 ・他人は変えられない。変えられるのは自分だけ。

 ・ストレスとストレッサーは別物だと自覚する。

 ・感情と思考は同時に働かない。

 ・笑顔。(作り笑顔でもOK!)

 

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ステップ①短期(起きた火事の火消しに翻弄している対処の段階)

 

誰でもイラっとすることはあると思います。

その瞬間の対処方法です。

 

 

●瞬間のストレスを軽くする方法

 

1、自分を客観的に見る。感情に流されている自分を自覚する。

 

2、義務感より自分の意志でする。魔法の言葉は「さぁやろう!」受け身から能動へ意識を切り替える。

 

3、コントにする。コント〇〇の巻~。 自分を演じさせて物事を楽しむ。

 

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ステップ②中期(火事が起きてもすぐ消せるように、消化器を用意した努力の段階)

 

「いつもイラっとする場面」がわかる人用の対処方法です。

例えば「あの人と話すとイライラする」というのがわかっているのであれば、事前に準備しておくことで「イラっとする」回数を減らしていきます。

 

 

●ストレスを早期に消す方法

 

1、全体を知って自分がどの段階(ステップ)にいるかを把握する。自分を俯瞰するクセをつける。

 

2、自分のタイプを知って、ストレスをイメージで消す。

(「感情と思考は同時に働かない」ことを利用した方法です)

 

イライラ「怒り」には「発散」

ストレスを出す。頭上に太陽をイメージして、感謝の心で燃やしてもらう。

 

クヨクヨ「諦め」には「希望」

弱っている時などは頭上に銀河系をイメージして、螺旋のエネルギーを頂くイメージを持つ。

 

モヤモヤ「我慢」には「柔軟」

丹田を意識して体に軸を持つ。軸以外は柔軟に。体もうまく使えて疲れにくくなる。

 

3、ストレスを受ける原因を把握する。免疫を作って次からの対策にする。

「あー言われたらこう言おう」というイメージトレーニングを重ねます。

 

4、日記を毎日書く。

どんなことでもいいので書き続けることが大切。

これを続けることで自分を俯瞰して見るクセがついていきます。

 

5、「悩み」を「問題」に変える。

これを続けることで「同じことを何回も考えるクセ」から「では、こうしよう」と解決策に向けて動けるようになっていきます。

 

6、相手に対しての心構えを持つ。

相手のことを育ててあげる。

それも無理なら見守ってあげる。

それも無理なら諦める(「つまびらかにする」「明らかにする」が、本来の意味)

これを続けることで、自分が成長していきます。

 

これらの努力を続けることが消火器を用意することになります。

 

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ステップ③長期(燃えない素材を使って火事が起こらないようにした解決の段階)

 

現象は同じでも、人によって解釈は変わります。

同じ場所にいても、綺麗な景色を見つめるのか落ちているゴミに目がいくのか人によって違うように、ストレッサー(ストレスの元)をストレスにしないことを目指します。

 

 

●ストレスをストレスだと感じなくしていく方法

 

1、「自分はこうする」という確固たる信念を持つ。

目標に向かってまい進する時、出来事は全て血となり肉となります。

 

「信念」を持つには「自分は本当はどうしたいのか」と自分の胸に聞いてみる。

自分の本音は、だいたい一番初めに思い浮かんだ事です。

その後、「でも」や「だって」など常識と言う名の殻を作っていきます。

 

固定観念が強かったり、感情に流されている内はなかなか聞こえにくいかも知れません。

そういった方はテレビやスマホなどの情報を遮断して、瞑想をして心を落ち着かせる訓練が必要です。

 

2、「楽しむのではなくて、面白がることよ。」

樹木希林さんの言葉です。

 

3、全てを包む。

 

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この内容ができない方ややる気が起こらない方は、まずは他力を取り入れましょう。

人に相談したり、整体を受けて体をほぐしたりして人に頼ることも必要です。

 

そして「しないことを選択した」自分を認めましょう。

自分を「許す、認める、褒める、祝福する」これらも取り入れながら焦らずしてみてください。