【Dr.shuのチャクラ整体】
今回は肩こり(肩甲挙筋)についてです。
手を水平から上にあげる時によく使う筋肉が肩甲挙筋です。
肩甲骨を引き上げるのが肩甲挙筋の主な役目です。
そして棘上筋の主な働きは、上腕骨の外転や、上腕骨を関節窩に引き寄せて、肩関節を安定させることです。
つまり手を下から上にあげる時は、2つの筋肉は同時に作用しているのです。
試しに棘上筋が働かないように押さえたまま肩をあげようとするとあげにくいのがわかります。
肩甲挙筋が働く直前に棘上筋が緊張して、棘上筋の協力によって肩甲挙筋は楽に肩甲骨を上にあげることができるのです。
ですので肩甲挙筋が疲れている人は棘上筋も弱っている方が多いです。
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水平から上に腕を上げたままの状態だと棘上筋は常に緊張しています。
重い荷物を持つ時も使う筋肉で、日常よく使うのでよく疲れます。
棘上筋が弱ると、肩甲骨は下の方に下がっていきます。
その結果、肩甲挙筋にはいつも以上に負担がかかりコリやすくなります。
肩甲挙筋がこるとC3(頸椎3番)に一番負荷がかかります。
なので肩甲挙筋がこっている人はC3が後ろに飛び出てきます。
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肩甲挙筋の起始
C1~C4の椎体の横突起に付着
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特に蓄膿症の人はC3が後ろに飛び出ている人が多いそうです。
普通の人でも肩甲挙筋が疲れてくると顔の中心や鼻の辺りが疲れてきます。
鼻に異変のある人はC3や肩甲挙筋の停止(肩甲骨の上角、内側縁の上部1/3に付着)も見るといいですね。
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