44、大腰筋と脊柱の捻れ(チェックと改善)

【Dr.shuのチャクラ整体】

 

今回は大腰筋と脊柱の捻れ(チェックと改善)についてです。

 

仰向け(上向き)に寝て背中が痛い時、恥骨が前に出てる可能性があります。


そのチェックは仰向けに寝て、恥骨の高さの左右差を確認します。

左の恥骨の方が高い時、右の横突起が背中側に出ます。

写真「腰椎上から」


仰向けで恥骨の高さがわかりにくい時は、うつ伏せで仙腸関節の左右の角度を確認します。

写真①


bよりa(左側)の角度の方が広い時、左の恥骨が前に出てます。

なので右の横突起が背中側に出ます。


・・・・・・・


この場合の改善は、うつ伏せでT12(胸椎12番)の右側を押します。

写真②右上(下向き背面)


T12の場所は肋骨(あばら骨)の一番下をなぞっていった所です。


うつ伏せで押しても改善がみられない時は、座位でします。

相手に背筋を伸ばして座ってもらい、後ろから左手で相手の肩を後ろに引きながら、右手でT12の右側を押します。

写真②左上(座位)


その後、背筋を伸ばして座ってもらい、手を伸ばして左に捻ります。

(横突起の右が出ている時)

顔も回転方向を向いてもらいます。

写真②下


終了後、上向きに寝てもらい恥骨の高さをチェックします。

改善されていなければうまくできなかったか、他の原因が考えられます。


骨の歪みと筋肉の関係を考慮するのがいいですね。