【Dr.shuのチャクラ整体】
今回は大腰筋と脊柱の捻れ(痛みの原因)についてです。
高齢の方が、仰向け(上向き)に寝て背中が痛い時は、脊柱が捻れている可能性があります。
T12(胸椎12番)が後ろに飛び出てることが多いそうです。
なぜ胸椎が飛び出るのか。
それはどっちかの恥骨が前に出て、大腰筋が引っ張られるからです。
ちなみに、膀胱炎や血尿が出るときもだいたい恥骨がずれてるそうです。
恥骨が前に出ると、上を通ってる大腰筋が引っ張られます。
「恥骨が前に出る」というのは仰向けに寝た状態だと、恥骨の高さが高くなるということです。
写真「大腰筋ヨコから-2」
大腰筋の起始は第12胸椎~第4腰椎までの椎体および肋骨突起に、停止は大腿骨の小転子に付着しています。
なので、引っ張られた大腰筋の反対側の横突起が背中側に出ます。
例えば左の大腰筋が引っ張られると、右の横突起が後ろに出ます。
写真「腰椎上から」
(胸椎の横突起≒腰椎の肋骨突起)
なので、恥骨が前に出ている人が仰向けに寝ると横突起の出た方の背中が痛くなります。
仰向けに寝るのが楽ではない人がいるのを知っているといいですね。
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