36、腰椎の捻れについて

【Dr.shuのチャクラ整体】

 

今回は腰椎の捻れについてです。

 

腰椎(脊椎)の捻れは回旋筋がポイントです。

 

腰椎が左に捻れているということは、右の回旋筋が強いということです。

回旋筋は斜めについているから、ほぐす時は斜めに押します。

写真①

 

・・・・・・・

 

体が捻れている時は広背筋もアンバランスが生じているはずです。

左に捻れている時は右の広背筋が縮んでいる状態です。

 

広背筋が縮むと、若干肩甲骨も下がりやすくなります。

(前鋸筋でつながっているから)

なので肩甲骨の高さもチェックします。

 

広背筋を伸ばす時は、肩甲骨を上げるように押し広げます。

写真②

 

広背筋→回旋筋→横突起を押す。と腰椎の捻れが解消しやすいです。

・・・・・・・

 

広背筋は肋骨を上にキープしています。

広背筋が疲れると肋骨の重みで横隔膜も下がります。

横隔膜が下がると内臓を下に押し下げます。

内臓が下に押されるとお腹が出ます。

お腹が出ているのは肋骨が下がってきているのが原因かも知れません。

肋骨を上にあげる筋肉、小胸筋と前鋸筋も横向きでするとよりよいですね。

 

・・・・・・・

 

回旋筋より多裂筋の方が太い(強い)です。

それは、左右と前後のバランスもとっているから太いのです。

多裂筋は広背筋の支えにもなってるので、ほぐすと深部の疲れが癒えます。

 

移動しながら上下に広げたり縮めていくとほぐれます。

写真③

強く押すというより、深くをイメージすると多裂筋に伝わります。

この時、腕を曲げると力が逃げてしまうので、腕は伸ばして押します。

写真④

 

 

回旋筋:脊柱の回転のバランスをとる筋肉。

多裂筋:脊柱の前後左右のバランスをとる筋肉。

 

疲れの原因を見極めてほぐすといいですね。