31、仙骨 左右の傾き(判断編)

【Dr.shuのチャクラ整体】

 

前回の「仙骨が前後に傾いた場合」はおじぎや背中を反らすことができなくなる運動機能障害を起こします

今回は仙骨 左右の傾き(判断編)についてです

仙骨には左右4つずつ穴が空いています
この穴から膀胱や腸や生殖器などに神経がいっています

ですので仙骨が左右に傾いた時は神経の穴が圧迫されたりして排泄機能や生殖機能に異変が出ますし運動機能障害も少し出ます

 

仙骨が傾く1番の理由は内臓が下がってきたことによる内臓圧迫だそうです

これは肩(鎖骨)や肋骨の左右の高さの違いをみて判断します

 

左肩が下がってると左の肋骨も下がって仙骨も左側が下がります

この場合 左の内臓つまり胃に異変が生じます

 

逆に右が下がると肝臓が圧迫されます

 

鎖骨と肋骨の高さが同じ(内臓圧迫が原因でない)なのに仙骨が傾いている場合 次は梨状筋を疑います

 

梨状筋は右が縮んでいると仙骨は右に傾きます

 

梨状筋は触診が難しいので平泳ぎ運動をしてもらいます

足が開きにくい方の梨状筋が弱っています

 

梨状筋の次は多裂筋を疑います

 

多裂筋は右が強いと仙骨は左に傾きます

この時 脊柱は右に曲がります

 

多裂筋の緊張は腰椎4、5の横の筋肉が固くなってることを確認します

 

筋肉は疲れると縮みます

それは疲れると乳酸が出るからだそうで酸は筋肉を縮める働きがあり逆にアルカリは伸ばす働きがあるそうです

 

一つの事象について色んな原因を知っているといいですね