22、でっ尻とへっぴり腰について

【Dr.shuのチャクラ整体】

 

今回はでっ尻とへっぴり腰についてです。

 

でっ尻タイプになりやすいのは、お腹が出てる人です。

食べすぎや胃下垂等により内臓が肥大して落ちてくるとでっ尻になりやすいです。

 

「でっ尻タイプ」

・骨盤は前傾気味。

 

・すべり症傾向。

ちなみに、すべる時は腰椎4番が体重の約半分の力で前に落ちようとします。

それを抑えているのは腹筋なので、腹筋の力が弱まると下腹部が出てきます。

 

・大殿筋が常に上に緊張するのでカチカチ。

・ハムストリングも固くなる。

ハムストリングの停止は膝の横や斜め前、つまり膝を後ろから引っ張っている状態です。

ですので固くなると座れなくなったり、しゃがめなくなったりします。

 

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へっぴり腰タイプになりやすい人は、おしっこを我慢したり長時間立ち仕事の人がなりやすいそうです。

 

腎臓のろ過機能が落ちたり、代謝が悪くて老廃物が体に溜まっていると、ろ過には時間がかかるので処理が間に合いません。

なので腎臓は容積を広げて貯蔵しようと肥大します。

腎臓は背中側にあるので腰がだらんとします。

お尻を突き出して長時間座る人もこちらのタイプになりやすいと思います。

 

「へっぴり腰タイプ」

・骨盤は後傾気味。

 

・ヘルニア傾向。

 

・大殿筋は弱ります。

 

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お尻(骨盤)だけで見ると絵のような状態になるのですが、バランスを取るために上半身の胸椎や頸椎も曲がっていきます。

でっ尻タイプは胸を反らして手を後ろにしてバランスを取り、へっぴり腰タイプは猫背になって頭が前にいくことでバランスを取ろうとします。

 

タイプによって疲れやすいところも違ってきます。

それを手技やアドバイスに活かすのがいいですね。