18、アゴの音と目尻のシワについて

【Dr.shuのチャクラ整体】

 

今回はアゴの音と目尻のシワについてです。

 

アゴを開閉させて音が鳴るのは上顎骨が上にいき、下顎骨が下にいってかみ合わせが悪くなっているからです。

その時は体の他の部分も歪んでいます。

 

一つのパターンとして仮に左のアゴがガクガクする場合、左の目尻が垂れやすくシワもできやすく、①左の胸鎖乳突筋が縮んで少し前に出ていて、②右肩が上がりやすく、右の鎖骨が左より短くなり、③首を後ろから押したとき頸椎3番の左側が痛く、④腕を伸ばして手をそらした時、右手の方が反らしにくくなります。

 

①普段の姿勢や食事の時の噛みクセやアゴに手をつくクセなどで左の胸鎖乳突筋が固くなります。

左足を内にして踏ん張ることが多くてもなります。これは筋膜の連鎖によるものです。

首(胸鎖乳突筋)がこると脳に血液が行きにくくなるので、心臓と脳を最短距離にしようと胸鎖乳突筋が少し前に出るのです。

 

②左の下顎骨が下がっている時、右の下顎骨は上がっています。

その時、右の胸鎖乳突筋は上に引っ張られて固くなります。

胸鎖乳突筋と斜角筋は連動しているので右肩が上がります。

胸鎖乳突筋は鎖骨を引っ張るので右の鎖骨が短くなったように入り込みます。

 

③右肩をあげるために頸椎は右にカーブしやすく、後ろに飛び出ているので頚椎3番の左を押すと痛いのです。

 

④筋膜は全身につながっています。肩や首の疲れが手に影響することもあります。

 

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改善の手技。

 

②上がっている右肩を下げるために斜角筋をほぐします。

 

①左の胸鎖乳突筋を後ろに引きながらほぐします。

そして左の下顎骨を指先で引っ掛けて右のコメカミ付近めがけてグイッグイッと上げます。

 

③ツボでいう風池の部分を上に押し上げます。

 

するとアゴの音もなくなり、フェイスラインもシャープになり、目尻もスッキリしシワもとれ、あがっていた肩も落ち着き、鎖骨の長さも揃い、手首の反りも揃います。

 

 

目尻とは、顔と頭皮の筋膜のちょうど重なるところだそうで、上に引っ張る前頭筋より下に引っ張る表情筋の方が強いとシワになるそうです。

 

状態や結果が違う場合、それはなぜかを考えるのがいいですね。