17、腕の付け根の痛みについて

【Dr.shuのチャクラ整体】

 

今回は腕の付け根の痛みについてです。

 

腕を曲げることが多かったり、クロールのような動きをしすぎると上腕二頭筋が緊張します。

そうすると腕(上腕骨)が前に引っ張られます。

すると神経が圧迫されて腕の付け根(三角筋付近)に痛みがでます。

 

痛みを感じる神経は体の前面に多いそうです。

 

前に引っ張られて痛みが出るので、対策は後ろに引っ張るための筋肉を動かせばいいのです。

上腕骨を後ろに引く筋肉は上腕三頭筋です。

 

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ですが、肩甲骨が前に傾斜していると後ろから上腕三頭筋を押すことになるので動きにくいのです。

なので肩甲骨を立てる(元に戻す)必要があります。

 

肩甲骨を前に傾けている筋肉は僧帽筋と大円筋です。

ですので、その筋肉をほぐせば肩甲骨を戻しやすいのです。

 

それをいっぺんにしようと思うと、相手が右肩の場合、

左手で肩が上がらないように押さえながら、僧帽筋を後ろにひきながら、左親指で大円筋を押さえながら、右手で相手の右腕を後ろ回しに回します。

 

すると腕の付け根の痛みが改善されます。

 

うまくきまれば力は必要ありません。

ですので力任せにしない方がいいです。

 

パソコンなどで腕を前に出しっぱなしにする人も注意が必要です。

 

自分でする体操は、上を向きながら肩をあげないようにしながら背泳ぎするといいですね。