13、坐骨神経痛について

【Dr.shuのチャクラ整体】

 

今回は坐骨神経痛についてです。

 

股関節(大腿骨)を外に引っ張ろうとするのは中殿筋です。

逆に、内に引っ張ろうとするのは梨状筋です。

 

前回のように股関節は外にいこうするので中殿筋が強くなります。

そしてそれ以上広げないように梨状筋が頑張ります。

 

頑張りすぎると過緊張して周辺の神経を圧迫します。

それによって痛みが出るのが坐骨神経痛です。

 

ですので、坐骨神経痛を改善するには固くなりすぎた梨状筋をほぐすのがいいですね。

 

ちなみに、坐骨神経が骨盤から下肢に至る経路は4タイプあるそうで、

絵のタイプ(全ての坐骨神経が梨状筋の前を通る)が85%と一番多いそうです。

 

改善の手技。

筋肉をほぐす時は起始ポイントの近くが重要です。

 

梨状筋の起始は仙骨の内側面の上位3孔の間に付着しています。

つまり骨盤の中なので触ることはできませんが起始ポイントの近くというのが肝心です。

 

効率よくほぐすには、仙骨孔の上から3つ目を上にピーンとバイオリンの弦を弾くようにするといいのです。

 

筋肉をほぐす効果と同時に効率も考慮しながらするといいですね。