10、椎骨脳底動脈循環不全について

【Dr.shuのチャクラ整体】

 

今回は椎骨脳底動脈循環不全についてです。

 

下を向いて本を読んだり、裁縫したり、パソコンしている時、突然斜め上を見ると吐き気・めまい・頭痛がする状態のことをいいます。

 

糖尿病、高血圧、脂質異常症や高コレステロールなどがあると悪化するようです。

スポーツで首や後頭部などに強い衝撃を受けた時も注意が必要です。

 

椎骨脳底動脈とは、脳幹や小脳に血液を送っている血管のことです。

脳幹(延髄+橋+中脳+間脳)や小脳は呼吸や血行を支配しているので、椎骨動脈が圧迫されると脳に血液が行かず様々な症状が出るのです。

 

首を倒して血管が折れる所の血行が悪くなります。

コレステロールが折れたところに当たって、血管壁に傷をつけて血栓ができるからだそうです。

 

川も折れ曲がった所に砂やゴミが溜まります。

それと同じことが体でも起こります。

 

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首がこると胃もムカムカします。

 

みぞおちから上で一番血液を使っているのは胃なのですが、血液を一番優先的に送るのは脳です。

なので首がこると脳への血液を確保しようと胃に血液がいかずムカムカします。

 

胃が一番血液を使う理由は、消化のためによく動くからです。

動くには酸素が必要です。

なので胃への血流が悪いと酸素がこなくて動けなくて消化ができなくてムカムカするのです。

 

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改善の手技。

 

横に倒してしんどい場合。

痛くない側から軽く頭を押さえる。

その手に抵抗するように頭を起こしてもらう。

 

前後に倒してしんどい場合。

首の上部を押している時はオデコで支えて、下の方にきたらアゴで支えて前後から押して、頸椎の歪みを調整する。

 

 

頭痛にも様々な原因があります。

まずは病院で検査するのがいいですね。

 

整体する時は痛さの種類や痛くなる状態をよく聞くのがいいですね。