6、体位による筋肉の作用の違い

【Dr.shuのチャクラ整体】

 

今回は体位による筋肉の作用の違いです。

 

正しい姿勢は「正常」のように、耳と肩のラインが真っ直ぐになっている状態です。


この状態ですと、胸鎖乳突筋に無理な力はかからないので疲れにくいのです。(頸椎が支えてくれるから)

 

「下向き」や「ねこ背」のように頭が前に出た状態で胸鎖乳突筋が緊張すると、よりいっそう頭が下がります。

スマホやパソコンの姿勢が疲れやすい要因です。

 

逆に「上向き」で奥歯を噛むようにしますと、胸鎖乳突筋が上に引っ張り上げられて鎖骨が上がります。
やってみるとよくわかります。

 

つまりアゴを上げた状態で胸鎖乳突筋を下から上に刺激すると鎖骨を上げやすいのです。
胸鎖乳突筋の起始は二ヶ所あるので、両方するといいですね。

 

このように同じ筋肉でも、体位によって疲れやすかったりほぐしやすかったりするのです。


こういったことも普段の生活や手技に活かすといいですね。